
Q. 父が施設に入所しています。普段離れて暮らしているため、可能であれば施設に一緒に泊まって一緒にいたいのですが、一緒に泊まることはできるのでしょうか。また、泊まれるとしたら何泊ぐらいできるのでしょうか。
A. 家族の宿泊については、原則NGなところからゲストルームが用意されているところまで、施設ごとに対応が全く異なるため、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
家族が施設に泊まることについては、施設により全く異なる対応となっており、本人の部屋(個室)であれば、ある程度自由にできるところもあれば、原則、全く禁止としているところもあり、対応は様々です。
数は少ないですが、居室自体に泊まることは困難でも、あらかじめ設備として家族が泊まることのできるゲストルームが用意されている施設も存在しています。居室が多床室の場合は、他の利用者のことも考え、禁止にしていることが多いのですが、ある程度の広さがある個室であれば、本人と一緒の部屋に泊まることを許可してくれる可能性はあります。
また、原則は禁止していても、看取りの目的や認知症状を落ち着かせるため等の特別な事情があるときだけ、特別に許可している場合もあります。
泊まる期間に関しても、施設により異なりますが、あまりにも長期間になると、家族が帰った後、本人が寂しさや不安を感じやすくなったり、他の利用者に影響が出る可能性が考えられますので、基本的には、短期間の滞在にした方が良いと言えるでしょう。
また、家族が泊まる場合、別に料金が発生する施設もありますので、あらかじめしっかり確認をした上で、泊まる準備をするようにしましょう。