レンタルしていた福祉用具を壊してしまった。どうすればいい?

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レンタルしていた福祉用具を壊してしまった。どうすればいい?

Q. 母が介護保険を利用して歩行器をレンタルしているのですが、外出した際に歩行器のブレーキをかけておらず、誤って壊してしまいました。レンタルしていた福祉用具を壊してしまった場合、どうすればいいでしょうか。

A. すぐにレンタルしている福祉用具の事業所に連絡しましょう。契約書の内容によるのですが、大きな過失がない限り、大半の事業所では補償してくれるはずです。

まずは、レンタルをしている福祉用具の事業所へすぐに連絡をして、報告するようにして下さい。契約の際に、何かあれば問い合わせができる連絡先を聞いていると思いますので、担当者に早急に連絡するようにしましょう。

歩行器がなければ日常生活を送ることができない状態であれば、本人や家族が困りますし、担当者はその状況をもちろん把握していますので、すぐにでも歩行器の修理や代用品等を自宅へ持参する等、必要なサポートをしてくれます。

連絡する場合、壊れてしまった状況等を詳細に説明するようにしましょう。あらかじめ補償が付いている事業所であれば、大抵は、故意や重過失で壊れてしまった場合を除いて、無償でサポートしてくれるところが多いですので、契約書等を確認しておくことも大切です。

福祉用具をレンタルすると、事業所により、定期的にメンテナンスや点検をしてもらえますが、使用が長期化していると、どうしても故障や破損等がつきものです。業者側もその点は十分に把握しており、重大な過失がない限りは、本人が責任をとって弁償などをすることはないと思いますので、事実を明確に報告するようにし、すぐに代用品を持参してもらうようにしましょう。

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