使用しなくなったレンタルの福祉用具は返却できる?

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使用しなくなったレンタルの福祉用具は返却できる?

Q. 父が介護保険の利用をしており、通所リハビリに通いながら、福祉用具で歩行器を借りています。利用し始めたときはふらふらしていたので歩行器が必要だったのですが、リハビリの甲斐もあり、杖で問題なく歩けるようになりました。今後は歩行器を利用しないのですが、使っていないレンタルの福祉用具を返却することはできるのでしょうか。

A. レンタル品の福祉用具は、返却が可能です。事業所やケアマネージャーに報告しましょう。

使用がいらなくなった福祉用具は、レンタル品であれば、返却することが可能です。福祉用具のレンタルは、返却する際、契約終了等の手続きが必要となりますので、福祉用具事業所の担当者へ連絡し、使用する必要がなくなった旨を伝えるようにしましょう。

レンタルの際、事業所の担当者が自宅へレンタル品を持参してもらったと思いますが、返却の場合も、担当者が引き取りに来るため、自ら返しに行く必要はありません。自宅へ来た際に、契約終了の手続きをしてもらうようにしましょう。

また、介護保険を利用した福祉用具レンタルの場合、ケアプランにもレンタルの項目が記載されているため、福祉用具事業所だけでなく、ケアマネージャーにも報告するようにしましょう。

次月からケアプランを変更してもらうためにも、忘れないように注意しましょう。レンタル費用は毎月かかるものですので、使用しなくなったレンタル品は、そのままにせず、すぐに連絡し、返却の相談をした方が費用面での負担が少なくなります。

尚、福祉用具事業所よりも、先にケアマネージャーへ報告した場合、ケアマネージャーが事業所へ連絡し、必要がなくなった旨を伝えてくれる場合もあります。自ら連絡しにくい場合は、ケアマネージャーへ相談するようにしましょう。

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