アドバンスケアプランニングって何?

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アドバンスケアプランニングって何?

Q. 離れて暮らす父の介護をしています。父に何かあったときはどうすればいいかとケアマネジャーに相談したら、アドバンスケアプランニングとというものがあると聞いたのですがどういうものなのでしょうか。

A. アドバンスケアプランニングとは、本人の望む治療やケアについて、万が一のために事前に話し合ってこくことです。

アドバンスケアプランニングとは、本人が望んでいる治療やケアについて、万が一の時のために事前に信頼できる周りの人間と話し合っておくことです。この話し合いの中で本人の意思を伝え、ある程度方向性を定めていることで、万が一、本人が意思表示ができなくなった場合に、本人の代わりに選択をする人間が重要な決断を行うための手助けとなります。

アドバンスケアプランニングの中には「エンディングノート」や「遺言書」等も含まれますが、重要なのはこれらをただ書き記すだけではなく、本人と周りの人間で話し合いの場をしっかり設け、本人の目標や治療方針等を話し合いで理解してもらうということです。

多くの方の場合、万が一の時に備えてしっかり話し合いをしているケースは少なく、実際に家族が急な決断を迫られた際に、悩んでしまい、結果的に選択した方向性に後悔してしまうといったケースがみられています。

医療の現場としては、本人の意思をなるべく尊重した選択が必要とされていますので、話しにくい話題ではありますが、あらかじめしっかりと意思や考え方の確認をしておいた方が家族だけでなく、本人のためにも良いと言えるでしょう。

また、本人の状態として、既に医療と深く関わっている場合、本人・家族だけでなく、医療従事者と共に話し合いを行うことが大切です。今後、どのような病状になり、どんな治療・ケアの選択ができるのか等、あらゆる可能性から選択できるようにかかりつけ医や看護師等も参加してもらうようにしましょう。

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