Q. 父が生活保護を受けています。先日転倒して頭を打ち、車いす生活になったと連絡がありました。介護が必要とのことですが、自分も生活があるため、父には施設で生活してもらいたいと思っています。調べると介護老人保健施設という入所施設があることが分かったのですが、生活保護でも介護老人保健施設に入所することはできるのでしょうか。
A. 介護老人保健施設の中には、生活保護受給者でも入所可能な施設は存在します。事前に料金設定についても確認しておくとよいでしょう。
介護老人保健施設の中には、生活保護を受給している方でも入所できる施設はあります。公的な施設である「介護老人保健施設」や「特別養護老人ホーム」では、世帯収入によって費用が減免される制度が適応されます。居住費や食費等が対象とされ、それぞれの入居者の世帯収入毎に利用料が変わりますので、低所得の方でも入所は可能です。
そして、生活保護の方に関してもこれらは適応されますので、保護の支給内で利用することができる施設も存在するのです。注意すべき点としては、利用料の中の「日用用品費」や「通常の居室にかかる料金以外の費用（個室料等）」についてです。これらの料金設定は、各施設により自由にすることができることから施設毎に料金が異なります。
しかし、これらを費用から除くことはできませんので、生活保護の範囲内で支払いができるかどうかを事前に確認しておくことが必要です。全室個室のユニット型タイプや日用用品費が高額な場合は、施設側があらかじめ生活保護を受給されている方を受け入れていないケースもあります。
事前に施設側へ問い合わせを行い、生活保護でも対応可能か、または生活保護の範囲内で入所することは可能か等、詳細を確認しておくことが大切です。
■特集!!入居金０円の老人ホーム／介護施設はコチラ
【大阪】で入居金０円の老人ホームをお探しの方はコチラ
【兵庫】で入居金０円の老人ホームをお探しの方はコチラ
【京都】で入居金０円の老人ホームをお探しの方はコチラ