Q. 父の施設入所が決まりました。職員の方から料金の説明があったのですが、基本料金のほかに日用品費という項目がありました。この日用品費の選定基準について教えてください。
A. 日用品費は日常生活に最低限必要と考えられるもののことです。
介護保険法の施設の運営基準では、日用品費について、「一般的に要介護者等の日常生活に最低限必要と考えられるもの」としています。これは、歯ブラシやシャンプー、ティッシュ、タオル等といった類の日用品のことです。よく耳にするのが、「部屋のティッシュがなくなったので持っていった。」や「手拭きのタオルを持っていった。」などですが、日用品費を徴収している施設に入所している場合は、施設の職員に伝えれば新らしいティッシュやタオルを出してくれるはずですので、一度聞いてみてください。
また、部屋にティッシュを置いておかないこともあります。これは認知症の症状の異食（食べ物と勘違いしてティッシュを食べてしまう）や、ティッシュをトイレに大量に流すなど行動・心理症状などがある場合です。
話がそれましたが、日用品費もこだわりの商品がある場合は、持ち込みや別途請求になりますので、気になる方はどんなシャンプーやティッシュを施設では使うのか職員に聞いておくことをおすすめします。