介護保険の認定ってどのくらいで下りるの?

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介護保険の認定ってどのくらいで下りるの?

Q. 先日母が介護保険の申請をしました。どのくらいの期間で認定が下りますか?

A. 市町村にもよりますが、約1か月ほどの日数を要します。

介護保険申請をし、要介護認定をされ、介護保険サービスを利用できるようになるには、市町村にもよりますが約1か月ほどの日数を要します。介護保険の申請には、必要書類を提出し、その書類が受理される必要があります。介護保険申請のための書類が受理されると、介護保険資格者証が手渡されます。介護保険を利用するためには、介護保険認定調査を受ける必要があり、初回の認定調査は市町村の職員が自宅等に訪問して行います。そうして介護保険資格者証を受け取った後に、介護保険認定調査の訪問日を予約します。

そして認定調査予約日に、市町村の職員もしくは委託を受けたケアマネージャーが自宅等に訪れます。そこで介護保険認定対象者の現在の介護に必要な時間数、生活状況、家族構成等を聞き取り調査をし、必要な介護の程度のスクリーニングを行います。スクリーニング調査で得られた情報や主治医の意見書の内容により、コンピューターで一次判定を行います。

その後、一次判定の内容や主治医の意見書、その他の書類等を加味して、医療・介護等の有識者による介護認定審査会が開かれ、そこで要介護・要支援度が決定されます。認定審査会にて要介護・要支援度が決定されると、原則介護保険の申請から30日以内に、要介護度認定書と介護保険被保険者証が郵送で届きます。原則として、要介護認定証が届いてから介護保険サービスを利用することができるようになります。

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