Q. 介護保険のサービスを利用するにはケアマネージャーが必要だと聞いたのですが、ケアマネージャーはどこにいるんでしょうか。依頼方法が知りたいです。
A. いくつかの方法から、ご自身にあったものを選びましょう。
ケアマネージャーは、正式名称で「介護支援専門員」といい、介護保険のサービスを利用するにあたり、あなたやあなたのご家族に合ったサービスの調整をする専門職です。要介護認定を受けた方が、適切なサービスを受けることができるように「ケアプラン」と呼ばれる介護保険サービス計画書を作成し、サービス事業書や市町村との間に立って介護サービスの調整を行います。必要に応じて介護保険申請の代行を行ったり、市町村から委託され介護保険認定の調査員として活動することもあります。
ケアマネージャーの多くは居宅支援事業所というところに籍をおいていますが、老人保健施設や病院で勤務をしている人もいます。ケアマネージャーに依頼する際には、困ったときにすぐ対応が可能なご自宅近くで探す方法が一般的です。自宅近くでケアマネージャーを探す場合は、市町村の役場か地域包括センターに行くと、自宅近辺の居宅介護支援事業所の住所と連絡先の書いたリストを渡してくれ、そこからお近くの居宅介護支援事業所に連絡することができます。
また、今通っている主治医に尋ねる方法もあります。病院の医師も多くのケアマネージャーと接する機会が多いので、よく話を聞いてくれるケアマネージャーを紹介してくれるかもしれません。最近ではインターネットを利用すれば、簡単に検索することができるだけでなく、口コミなども見ることができるので、インターネットで検索する人も多いようです。