ショートステイは、何日間利用できるの?

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ショートステイは、何日間利用できるの?

Q. 父が入院しているのですが、主治医からそろそろ退院を考えるようにと言われました。ですが、自宅では母と2人での生活なので心配です。そんな折、お泊りのサービスがあると聞きました。一般的に、何日間くらい利用することができるのでしょうか。

A. ショートステイの利用日数は、介護サービスの内容により異なります。

お泊りのサービスは「ショートステイ」と呼ばれ、介護保険認定結果の区分や今後、自宅で利用する介護サービスの内容によって、利用可能な日数は変わります。そのため、一概にお答えすることはできませんが、決められているのは、利用日数が要介護認定期間の半数を超えてはいけないことです。また、連続利用日数は30日と決められていますので、31日目以降も利用するとなれば、介護保険サービスを利用せずに、全額自己負担での利用となります。

ショートステイは、特別養護老人ホームや介護老人保健施設にて、入所サービスと併設されている場合がほとんどです。ショートステイのお部屋数は施設によって決められており、定期的に利用している方もおられるので、利用するのであれば、早めの予約が必要となります。

その他にも、有料老人ホームにてショートステイを実施している施設もありますが、介護保険外での利用としているところが多いため、費用は高額となる可能性は高いでしょう。ショートステイは在宅での介護サービスとなりますので、担当のケアマネージャーへ相談しましょう。もし、今まで介護認定を申請していない場合は、ショートステイを利用することもできませんので、病院にいる医療ソーシャルワーカーへ早めに相談して下さい。

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