高齢者向け配食サービスでテーブルへのセッティングまでしてもらうことは可能?

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高齢者向け配食サービスでテーブルへのセッティングまでしてもらうことは可能?

Q. 1人暮らしの父が配食サービスを利用しているのですが、物忘れがあり、届いても食べずにそのままになっていることがありました。届けてもらったときに蓋を開けてテーブルにセットしてもらえると安心なのですが、そういった対応もサービス内容に組み込まれているのでしょうか。

A. 配食サービスは事業所によって対応範囲が異なりますので、ケアマネと一緒に探してみましょう。

配食サービスの宅配に関しては、基本的には玄関で本人に直接お渡しするといった形が通常です。留守の場合、保冷効果のある専用ボックスに届けて、手渡しをしない事業所も存在しますが、希望があればお部屋まで入って、テーブルやベッドの脇まで届け、セッティングをしてもらえる事業所もあります。

配食サービスを利用する方の中には、一人暮らしの方や家族が遠方にいる方・家族が日中不在の方等がおられ、安否確認も兼ねて配食サービスを利用しているパターンも多くあります。玄関先に出ていくことができない要介護者の場合は、お部屋の中に入って、お弁当を届けることで本人の様子を確認する方法を実施しています。そして、異常がある場合は家族やケアマネージャーへ連絡するといった契約をしている事業所も多くあります。

また、必要があれば、電球を変えたり、買い物を代行したりしている事業所もあり、宅配するだけの役割ではなく、利用者の希望に寄り添った手厚いサービスを実施する事業所が増えています。

しかし、純粋に宅配だけを実施している事業所も多く存在しており、サービス内容については各事業所によって大きく異なりますので、利用する際は希望する項目を明確にし、ケアマネージャーと一緒にサポートしてもらえる事業所を探すようにしましょう。

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