短期入所生活介護(ショートステイ)とは?

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短期入所生活介護(ショートステイ)とは?

短期入所生活介護(ショートステイ)とは、一時的に施設入所ができる在宅介護サービスのことです。自宅で介護していると、家を離れることができない・主介護者が一人しかいない等、様々な問題が発生します。そんな時に一時的に泊りで利用することができるのがショートステイです。

利用中は、食事や入浴・リハビリテーション等の必要な介護サービスの提供があります。非常に類似するサービスとして、短期入所療養介護(ショートステイ)があげられ、自宅から一時的に入所し、日常生活に必要な介護サービスを提供するという点では同じ役割を担っています。

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短期入所生活介護(ショートステイ)の対象者は?

要支援1~2、要介護1~5の認定を受けた方が対象となります。短期入所生活介護(ショートステイ)の対象施設は、特別養護老人ホームや有料老人ホーム等が当てはまります。特別養護老人ホームや有料老人ホームには、介護度が高い方も多く長期入所されているため、比較的重度の介護が必要な方でも利用することができます。認知症の方も多く入所されていますので、徘徊や問題行動があっても、受け入れてくれやすいと言えます。(但し、施設により、対応できる範囲は異なります。)

短期入所生活介護(ショートステイ)については、介護や生活援助のみであれば、問題なく利用することができます。一方で、対象外になる方としては、医療的な管理や見守りが必要な方です。特別養護老人ホームには、医師の配置がなく、夜間に看護師がいない施設がほとんどです。

近年では、夜間看護師を配置しているところもあるようですが、未だ少ないのが現状です。医療的なサポートが必要な方に関しては、医師の配置があり、医療的な見守りが可能である、短期入所“療養”介護(ショートステイ)の利用を検討する必要があります。

短期入所生活介護(ショートステイ)を利用するメリットは?

主介護者が長期の外出や入院が必要な際、自宅を離れる必要があるときに一時的に利用するイメージが強いショートステイですが、その他にもうまく活用できる場があります。例えば、主介護者の介護負担のための利用です。一時的ではなく、定期的にスケジュールを決めて利用することによって、主介護者の介護による疲労やストレスを軽減することができます。短期間の施設利用をすることによって、自宅での生活を長期に継続することが可能となるケースも多くみられています。

そして、施設入所の待機中にショートステイを利用する場合もあります。特別養護老人ホームは終身施設であるため、非常に待機人数が多く、入所したくてもすぐにできないのが現状です。入所するまでの間は自宅で介護サービスを利用し、生活できる状態であれば問題ないですが、同居している家族が介護できない場合も少なくありません。

そんな時は、ショートステイをできるだけ長く利用すれば、自宅にいる時間を少なくすることもできます。他にも、将来的に施設入所を検討しているため、環境に慣れてもらうためショートステイを利用する場合や、夫(または妻)が施設に入所しており、月に数日一緒に過ごす時間を作るために利用する等、それぞれに合わせた様々な利用の仕方ができます。

まとめ

短期入所生活介護(ショートステイ)は、特別養護老人ホーム等が対象施設となるため、介護度の高い方でも受け入れてくれる可能性が高く、介護や生活援助が必要な方は安心して利用できるショートステイです。但し、介護以外に医療的な見守りや管理が必要な方は、対応が難しいため、介護老人保健施設等が対象となる短期入所療養介護(ショートステイ)を利用することをおすすめします。本人・家族がお互いに無理することなく、自宅での生活を続けていくためにも、個々にあったショートステイの利用をしていきましょう。

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