地域密着型通所介護(小規模デイサービス)とは?

更新日:
地域密着型通所介護(小規模デイサービス)とは?

地域密着型通所介護(小規模デイサービス)とは、自宅から通うことができる在宅で受けられる介護サービスの1つです。朝から夕方まで(あるいは半日まで)の時間を施設内で過ごすことができ、1日の流れとしても、入浴や食事・レクリエーションやリハビリテーション等、通常のデイサービスとほぼ変わりはありません。

もちろん、ご自宅への送迎もあります。大きな違いとしては、地域密着型通所介護(小規模デイサービス)はその名の通り、小規模のデイサービスでであるということです。1日の定員数が決められており、18名(もしくは19名)以下で運営されている施設が平成28年4月から地域密着型通所介護(小規模デイサービス)と呼ばれています。

■特集!!入居金0円の老人ホーム/介護施設はコチラ
【大阪】で入居金0円の老人ホームをお探しの方はコチラ
【兵庫】で入居金0円の老人ホームをお探しの方はコチラ
【京都】で入居金0円の老人ホームをお探しの方はコチラ

地域密着型通所介護(小規模デイサービス)の対象者は?

要支援1~2、要介護1~5の認定を受けた方が対象です。また、原則として利用する施設と同じ市町村に住民票がある方が対象となります。地域密着型通所介護(小規模デイサービス)は、「認知症対応型通所介護」や「小規模多機能型居宅介護」等と同様の種別である「地域密着型サービス」に区分されているため、あくまでも、その地域に住む高齢者が利用することができるデイサービスとなっています。

これは、高齢者がいつまでも住み慣れた地域で、在宅生活を継続していくことを目的として作られたからであり、現在は、小規模のデイサービスも対象となっています。そのため、利用したいデイサービスが見つかれば、規模はどのくらいなのか、同じ市町村内にあるかどうか、利用する前に確認が必要です。まずは、担当のケアマネージャーに相談し、確認してみましょう。

地域密着型通所介護(小規模デイサービス)を利用するメリット・デメリットとは?

メリット

住み慣れた地域に施設があることにより、本人だけでなく、家族から見ても安心して通うことができることがメリットです。施設が近隣であれば、送迎にかかる時間も短時間であるため、本人の負担軽減にも繋がりますし、本人に何かあった際に、近隣であれば、すぐ家族が駆けつけやすいでしょう。

また、少人数であるため、他利用者との関係作りや職員とのコミュニケーションもとりやすく、アットホームな雰囲気で通うことができます。職員側も個別対応がしやすいため、一人一人に合わせたゆったりとしたサービスを受けることができます。認知症の方や重い介護が必要な方も個別ケアができることで安心です。

デメリット

一方で、小規模であることが問題になるケースも考えられます。例えば、他利用者との馬が合わない、雰囲気に馴染めない等、利用してから問題があった場合は大規模なデイサービスとは違い、他のグループや場所に移動することが難しいため、ストレスになる可能性があります。また、大人数でできるゲームやグループを作ることにより楽しめるレクリエーションもあるため、皆でわいわいと過ごすことが好きな方には不向きです。

まとめ

地域密着型通所介護(小規模デイサービス)は、住み慣れた地域の中で、少人数でゆったりと通うことができるデイサービスです。大人数が苦手な方や自宅の近くに通いたい方、アットホームで家庭的な雰囲気の施設を探している方にはおすすめなデイサービスです。

小規模ではありますが、各施設によって、レクリエーションやリハビリの内容等には違いがありますので、本人の相性が良い施設を選ぶようにすると良いでしょう。

■関西エリアの老人ホーム/介護施設を探してみる
【訪問看護可能】な老人ホーム/介護施設をお探しの方はコチラ
【デイサービス/訪問介護併設】の老人ホーム/介護施設をお探しの方はコチラ
【体験入居可能】な老人ホーム/介護施設をお探しの方はコチラ

Designed by Freepik