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介護離職をせず親の介護をするためには?

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介護離職をせず親の介護をするためには?

自分や配偶者の両親に介護が必要になったとき、仕事を今までどおり続けながら介護をすることはできるのか不安に感じている方も多いと思います。介護を必要とする人口が増えている現在、家族の介護のために仕事を辞める「介護離職」は大きな社会問題となっています。

親の介護のために仕事を辞めたり転職する方は増えていますが、多くの時間を使えるようになる一方で介護離職により介護への負担感が増加する場合が多いのが現状です。それでは介護離職せずに親の面倒をみるためにはどうすればよいのでしょうか。利用できる制度や相談先、うまく活用したい介護サービスなどを紹介しますので、介護と仕事を両立させるためのヒントにしてください。

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介護離職をするとどうなる?

親に介護が必要になったとき、兄弟や親戚に介護を担う方がおらず「自分以外に親を介護する人がいない」という理由で、仕事を辞める方は多くいます。それでは、介護のために離職すると負担は減るのでしょうか。「仕事と介護の両立に関する労働者アンケート調査|平成24年度厚生労働省委託調査」では、介護離職をした方のうち約6割の方が精神的・肉体的な負担が増したと回答しています。

特に経済的な負担が増したと回答した方は約75%にもなります。介護のために離職することで経済的に苦しくなるだけではなく、介護と向き合う時間が長くなることで精神的にも追い詰められてしまう方が少なくありません。仕事を辞めて介護を抱え込むのではなく、うまく仕事を続けて心身のバランスを保つことが介護を続けていくポイントと言えます。

介護離職しないために使える制度

介護離職による人材の喪失は企業側にとっても不利益となりますから、介護と仕事を続けるための体制づくりをすすめている企業は増えています。また、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(「育児・介護休業法」)では、仕事を続けながら介護ができるように休業制度が定められています。

介護休業法では、通算で93日間の「介護休業」の申請と、勤務時間の短縮などの申請ができる「勤務時間短縮等の処置」が認められています。また、2009年の法改正により、家族一人につき5日まで「介護休暇」を申請できるようになりました。

介護休業期間中には「介護休業給付金」を申請することができ、休業前の賃金の67%相当を受け取ることができます。いずれも、申請するための条件があり、勤務先やハローワークに申し出が必要になりますので確認するようにしてください。

〇介護サービスを活用する

介護のために仕事をやめなければならない理由のひとつに、仕事をしていると家にいる時間が短くなってしまうことがあります。介護が必要な家族が日中ひとりで家にいるのは不安に感じる方も多いでしょう。このような不安は、介護サービスを活用することで解消できることがあります。

〇通所サービスを利用する

自宅で生活しながら、介護施設に通うことができる「通所介護(デイサービス)」や「通所リハビリテーション(デイケア)」があります。通所介護は自宅から通って介護を受けることができ、様々なレクリエーションや他の利用者との交流を図ることができ、自宅にいるよりも活動的な時間を過ごすことができます。

また、通所リハビリテーションには理学療法士や作業療法士といった専門職によるリハビリを受けることができます。半日タイプの通所施設もありますが、送迎付きで朝から夕方まで利用できる施設もありますので、日中そばにいられない不安を解消することができます。日中活動的に過ごすことやリハビリを行うことによって自分でできることが増えて、介護負担が軽減される場合も少なくありませんので、自宅で介護をするときにはぜひ活用したいサービスです。

〇訪問サービスを利用する

通所サービスを利用しない時間にも、訪問介護や訪問看護、訪問リハビリなどを利用することができます。訪問介護は、朝や夕方に来ておむつを替えて欲しい、一人で暮らしているので買い物や掃除をして欲しいといった要望に応えてくれます。

また、訪問リハビリでは自宅の環境に合わせて日常生活上の動作練習をしてくれますので、介護が必要なことを減らすことができる可能性があります。これらの訪問サービスと通所サービスとを組み合わせて利用することで、想像以上に介護の量を減らすことができますので、仕事との両立のために活用している方は多いです。

〇入所施設を利用する

自宅での介護がむつかしい場合には、老人ホームなどへの入居を検討するのもひとつの方法です。自宅での介護よりも費用面で高くなることが多いですが、家族の介護の負担を大幅に減らすことができるのが大きなメリットです。特別養護老人ホームや介護老人保健施設といった施設では、入所するための介護度などの条件がありますが、有料老人ホームよりも安価に利用することができます。

介護老人保健施設はリハビリを目的とした施設ですので、介護が必要になった場合に3ヶ月間などと期間を決めて入所してリハビリを行うことで、自分でできることを増やして自宅での介護の量を減らすことも可能です。介護老人保健施設にはリハビリの専門職がいますので、介護が楽になるような住宅環境や福祉用具の提案、介護方法のアドバイスなどをしてもらえるのも利点です。

また、長期的な入所だけではなく短期入所(ショートステイ)という数日間宿泊できるサービスもありますので、仕事が忙しい期間や出張や旅行で家を空けなければならないときに利用すれば安心です。

一人で抱え込まずに相談しよう

介護離職をせずに、仕事と介護を両立させていくために最も大切なのは、介護を自分ひとりで抱え込まずに人に相談して連携することです。地区町村の介護保険の担当や、地域包括支援センターが介護についての相談を受けてくれますので、介護が必要になったときや困りごとがあった時には早い段階で相談するようにしましょう。

また、担当ケアマネージャが決まっている時には、ささいな心配事でも相談してみると専門家につないでくれたり必要なサービスを調整してくれたりします。たいしたことではないと自分でやろうとせずに、まずは相談することが大切です。

まとめ

親に介護が必要になったとき、仕事と両立できるかどうか不安に感じる方は多いと思います。仕事を辞めて介護に専念すれば負担は減るように感じますが、実際には介護一色になって追い詰められてしまう方が多いのが現状です。介護が必要になったときには仕事を辞めることを考えずに、まずは知識を持った人に相談することが第一です。

様々な制度や介護サービスを利用すれば、介護離職するよりも安心して穏やかな気持ちで介護を続けられる可能性があります。一人で抱え込まずに相談すること、介護サービスを活用して上手に「手を抜く」ことが介護と仕事の両方を続けるためのコツです。親の介護が必要になったときには、ぜひ上手に介護と付き合っていってください。

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