介護予防短期入所生活介護(ショートステイ)とは?

更新日:
介護予防短期入所生活介護(ショートステイ)とは?

たとえ介護量や介護する頻度が少なくても、ずっと同じ家で生活していると、介護する側も介護される側も気を遣い合って疲れてしまうことがあります。また、介護する人が冠婚葬祭など急な用事ができて介護をすることができなくなってしまう場合もあるでしょう。そんな時に活躍するのが、介護予防短期入所生活介護(ショートステイ)と呼ばれるサービスです。実際にどんなサービスなのか紹介します。

■特集!!入居金0円の老人ホーム/介護施設はコチラ
【大阪】で入居金0円の老人ホームをお探しの方はコチラ
【兵庫】で入居金0円の老人ホームをお探しの方はコチラ
【京都】で入居金0円の老人ホームをお探しの方はコチラ

介護予防短期入所生活介護ってどんなサービス?

「短期入所生活介護」は一般的にショートステイと呼ばれ、短期間特別養護老人ホームなどの施設に入所し、食事や入浴、理学療法士などの専門家による機能訓練、その他生活上必要な介護などが受けることが出来るサービスです。介護者が病気になったり、冠婚葬祭などの急な用事、介護者の息抜きのために使われることもあります。ただし、あくまでも短期間での利用となっていますので、連続して利用できる日数は30日までとされています。30日を超える利用となると全額自己負担をする必要があります。

介護予防短期入所生活介護の対象者

介護保険の要支援認定で要支援1もしくは要支援2と認定された人が対象となります。同じショートステイと呼ばれる短期入所療養介護と比べて、医療的ケアの必要性が少ない人が対象となります。

介護予防短期入所生活介護の実施場所

介護予防短期入所生活介護は、「併設」型と「単独型」の2つのタイプに分かれます。「併設型」は特別養護老人ホームや有料老人ホーム、小規模多機能型居宅介護などに併設されており、一時的に宿泊をすることができます。「単独型」は、ショートステイ専門に作られた施設で宿泊をします。

介護予防短期入所生活介護のサービス内容

介護予防短期入所生活介護のサービス内容は主に、食事、入浴、機能訓練、レクリエーション、その他の生活上の援助となっています。

食事

施設のタイプや方針によって、共用スペースで他の利用者と一緒に食べる場合や、個室でゆっくりと食べる場合があります。また、事前に申し込みをすれば、その人に合わせた食事形態での食事を提供してくれます。

入浴

一般的には、入所期間中に一回ないし二回、もしくは長期の入所となる場合には1週間に2~3回の入浴となります。必要性に応じて、入浴時に見守りもしくは介護を受けることが出来ます。

機能訓練

特別養護老人ホームや有料老人ホームには、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の配置は必須ではありませんので、機能訓練を行う人は主に看護師や介護士、その他の職種の人となります。しかし、最近ではリハビリ専門職が配置されている施設も多いので、専門職によるリハビリテーションが受けることができる施設もあります。

レクリエーション

多くの施設で毎日集団で、体操をしたり、身体や頭を使うゲームを行なったり、季節の行事を行なったりとレクリエーション活動を取り入れている施設も多いです。レクリエーションを通して、身体を動かす機会や他の利用者と関われる機会が得て、入所中の寂しさがまぎれたりします。

その他の生活上の援助

その他、排泄介助、移動支援、更衣援助など日常生活に必要な援助を受けることができます。

介護予防短期入所生活介護の利用料

サービスの利用料は、施設のタイプによって少し変わってきます。特別養護老人ホームを例にとると、居室定員が1名の従来型居室に一泊する場合では、要支援1で433円、要支援2で538円、居室定員が2名以上の従来型多床室の場合では、要支援1で438円、要支援2で539円となっています。ユニット型の場合は、要支援1で508円、要支援2で631円となっています。

上記の場合は1割負担となっており、2割または3割負担の人は料金が変わってきます。また、サービス事業所の地域、サービス内容、加算等などにも影響されます。また、食費やおむつ代などの日常生活費は別途必要となってきます。

介護予防短期入所生活介護の申込み方法

介護予防短期入所生活介護を利用する場合、ケアマネージャーの作成するケアプランに反映されている必要があります。もしも利用を希望する場合は、予約をする必要もありますので、すぐに担当のケアマネージャーに連絡をしましょう。

ご希望に合ったサービス提供事業所をケアマネージャーが選択し、利用者の医学・介護情報を施設担当者に提供し、ベッドの空き状況や受け入れ状況を確認します。受け入れ事業者が決定したら、利用者や家族と共にケアプランを作成します。ケアプラン完成後、受け入れ事業者と契約し、サービスが開始となります。

介護予防短期入所生活介護を利用しよう

介護予防短期入所生活介護は、利用者本人だけでなく、介護者にとっても介護する負担から解放され自分の時間が持てるという、レスパイトケアという側面も持っています。毎日、しっかりと介護が必要な方と向き合うことも大切ですが、時には、サービスを利用して介護者の気力と体力を回復させる機会を作ってみてはいかがでしょうか。

【ショートステイ可能】な老人ホーム/介護施設をお探しの方はコチラ
【デイサービス/訪問介護併設】の老人ホーム/介護施設をお探しの方はコチラ
【ペット同伴可能】な老人ホーム/介護施設をお探しの方はコチラ

Designed by Freepik