ノーマライゼーションとは?【介護の用語集】

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ノーマライゼーションとは?【介護の用語集】

ノーマライゼーションとは、高齢者や障がい者が地域において普通に生活を営むことができるよう環境を整備し、差別されないことが当たり前であるという社会を作る基本理念のことです。1950年代にデンマークのバンク・ミケルセンが提唱したことで広がりを見せ、日本では1981年の国際障害者年を皮切りに、ノーマライゼーションが展開されています。

日本では、平成28年に「成年後見制度の利用の促進に関する法律」が施工されました。成年後見制度とは、知的障害、精神障害、認知症などが原因で判断能力が十分でない方が、生活を行う上で不利益を被らないよう家庭裁判所に申立てし、本人の健康や生活に配慮しながら、代わりに契約行為などを行うことで生活を支えたり(身上監護)、財産の管理をしてくれる人を付けてもらったりする制度です。

成年後見制度は、誰もが住み慣れた地域で安心して生活することを保証するための制度であり、ノーマライゼーションの考え方に基づいています。介護支援専門員等が行うケアマネジメントも、ノーマライゼーションの考え方に基づき展開されており、本人が望む生活が行えるように専門的知識を元にケアプランを作成しています。

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