介護予防通所介護(デイサービス)とは?

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介護予防通所介護(デイサービス)とは?

平成28年6月からスタートした総合事業の影響を受けて、「介護予防通所介護(デイサービス)」もより柔軟に変化してきています。運動に特化したサービス、居場所や役割を作るサービスなど、それぞれの事業所で様々なサービスが提供されています。

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介護予防通所介護(デイサービス)ってどんなサービス?

介護予防通所介護とは、地域で住む高齢者が、デイサービスセンターなどの施設に通い、食事・入浴・排泄・機能訓練など、日常生活上必要なサービスを受けられる日帰りのサービスです。施設によって様々な特色があり、食事や入浴などのサービスの代わりに、運動や健康管理などのサービスに特化した事業所もあります。

介護予防通所介護(デイサービス)の対象者

介護予防通所介護は、介護保険の要介護認定を受けており、要支援1もしくは2と認定された方が対象となります。

介護予防通所介護(デイサービス)の目的

要支援と認定された人が、介護状態になることを予防したり、現状の力を維持および向上することを目的としています。また、人が集まるところへ出向くことによって、閉じこもりを防止したり、新たな人間関係を構築していく機会にもなります。

介護予防通所介護(デイサービス)の内容

介護予防通所介護サービスの代表的な実施サービスとしては、食事、入浴、機能訓練、レクリエーションなどが挙げられます。ここではそれぞれの特徴について紹介します。

食事

多くの予防通所介護事業所で実施しているサービスで、主に昼食の提供となります。季節のメニューをふんだんに使用した料理や、食事内容もそれぞれのご利用者様の栄養状態に配慮しており、食べやすい食事形態となっています。また、食前や食後に、歯科衛生士や言語聴覚士などの専門職が口腔・嚥下訓練や口腔ケアを実施している事業所もあります。

入浴

主に自宅で自立して入浴することを不安に感じている方が利用します。多くの方が介護職員の見守りにて一連の動作が可能ですが、必要に応じて介護職員がお手伝いをします。特に浴槽に入ることが困難な人には、リフトや機械浴などの介護機器を使用する場合もあります。

機能訓練

以前は通所介護事業所に在籍することの少なかった、理学療法士・作業療法士などの専門職が常駐している事業所も増えてきています。専門職の見地からご利用者様の家庭での生活で困っていることや必要なことを見極め、達成するためのプログラムを作成・実施をします。機能訓練だけではなく、直接排泄動作や、入浴動作、家事動作などの生活関連動作の練習も行います。運動機器を使用したパワーリハビリや集団体操を行う事業所も増えてきています。

レクリエーション

レクリエーションでは、集団で体を動かすゲームをしたり、創作活動をしたりとメンバー間の状態に合わせて様々な活動を行います。レクリエーションを行うことでご利用者様同士の交流を促したり、気分転換、体を動かす機会となったりもします。屋内だけではなく、屋外で花見などの季節行事などを行うこともあります。

介護予防通所介護(デイサービス)のメリット・デメリット

介護予防通所介護は、ご利用者様だけでなくご家族様にも利用するメリットがあります。しかし、通所介護を利用するデメリットにも目を向ける必要があります。メリット・デメリットをしっかり考慮した上で、ご利用を検討してみてください。

メリット

・健康管理ができる
介護予防通所介護を利用すると、一日のうちに何度も血圧・脈拍・体温などのバイタルチェックを行ってくれます。また、看護師も働いていますので、健康に問題があればすぐに知らせてくれます。機能訓練指導員による機能訓練が受けることができるので、健康状態を維持することができます。

・他の人と交流ができる
介護予防通所介護を利用する人は要支援の高齢者の方なので、同じ悩みや楽しみなどを共有することができ、孤立してしまうことはないでしょう。様々な人との交流や、趣味活動を行うことで「生きがい」につながってくるかもしれません。

・家族の介護負担の軽減
ご利用者様が介護予防通所介護に通っている間、ご家族様にとって時間のゆとりが生まれます。時間のゆとりが生まれると、ご家族様自信の時間を持つことができ、気持ちの面でも余裕も生まれます。ご家族様の負担が軽減すれば、よりご利用者様に優しく接することができるかもしれません。

デメリット

・費用がかかる
利用時間や利用頻度によっては、介護費用がかかってしまう場合があります。食費やおむつ代、その他必要物品に関しては、介護保険が適用できないため実費で支払う必要があります。

・ストレスを感じてしまう場合がある
介護予防通所介護は、集団生活の場でもあるので集団生活に慣れていない人は逆にストレスを感じてしまうことが多いようです。特に女性に比べて男性がその傾向があります。

介護予防通所介護(デイサービス)を活用しよう

介護予防通所介護は、食事・入浴・機能訓練・レクリエーション・その他生活上必要な援助を日帰りで受けることができるサービスです。要支援と認定された人が要介護状態とならないように、様々な活動を通して現在の力の維持・向上に取り組んでいます。団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、今後もより一層の整備が必要となるサービスです。

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