Q. 妻が亡くなってから1人暮らしになったのですが、家事が全くできず体調を崩したため、週2回ヘルパーを利用しています。ヘルパーさんに来てもらうのは助かるのですが、来てもらっているヘルパーさんとの性格が合わなくて困っています。どうしたらいいでしょうか。
A. ヘルパーの指名は難しいかと思いますが、変更の申し出は可能です。生活の質に関わる重大な問題なので、ケアマネや事業所の責任者へ相談してみてください。
個人的にヘルパーを指名をすることは難しいですが、担当のヘルパーとの相性が合わなければ、変更を申し出ることは可能です。本人がサービスを受ける上で苦痛を伴うようなことがあれば、生活の質を下げることにも繋がり、サービスを利用している意味がありません。
ヘルパーの担当者に限らず、事業所の変更や担当のケアマネージャーの変更も可能であり、本人が自由に選択することができます。ケアマネージャーに一生懸命探してもらった事業所だからと遠慮して言い出せない方も多くいらっしゃいますが、担当を変えるということはよくある事案なので、すぐに相談するようにしましょう。
ヘルパーは、利用者の自宅であるプライベートな空間に入り、身体に直接触れることもあるので、特に本人が信頼できるかどうかが大切となります。信頼関係を築ける相性の良いヘルパーが見つかると、何年も担当者が変わることなく利用が続き、時には家族以上に一番理解してくれる大切な存在になる場合もあります。
高齢な方ができるだけ在宅で生活を継続する上では、信頼できる支援者が周りにいることが非常に重要ですので、サービスを受ける上で悩みがあれば、ケアマネージャーや訪問介護事業所の責任者へ相談するようにしましょう。
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