親の介護をしているのだが、正しい介助方法を学ぶにはどうすればいい?

更新日:
親の介護をしているのだが、正しい介助方法を学ぶにはどうすればいい?

Q. 父の介護をしています。車いすの乗り移りの介助や、ベッドからの起き上がりなどを手伝っているのですが、腰が痛くて困っています。これまで独学だったので介助方法が違う可能性があるのですが、どこに相談すればいいのでしょうか?

A. 身体に負担のかかる状態で介助している可能性があります。地域包括支援センターなどで講座を開いている正しい介助方法

腰痛が起こる原因として、介護者に負担のかかる方法で介助をしているケースが考えられます。腰痛を無視して長期間介護をしていると、いざ医療機関に受診してもなかなか治らず、慢性的な腰痛に悩まされることになりますし、最終的に家族が体を壊し、介護できない状況になる可能性もあります。

そのため、腰痛対策として、まずは正しい介助方法を知り、介護者にとって負担が少ない介護を目指すことが大切です。近年では、介助方法の本やネットで簡単に情報が得られ、独学でも十分に正しい介助方法を取得することが可能ですが、実際に目で見て体験しながら教えてもらう方が、よりわかりやすく、間違った情報を得ることもないと言えるでしょう。

身近で参加しやすい場としては、市区町村や社会福祉協議会、地域包括支援センターで実施している介護講座や集まり等に参加することをお勧めします。無料で参加でき、誰でも気軽に参加できるため、高齢者だけでなく、介護している家族が参加し、悩み等を相談し合える場として活用することもできます。

具体的なスケジュールや内容に関しては、最寄りの地域包括支援センターへ相談すれば、案内してもらえますので、腰痛悩んでいることも含めて、総合的に相談するとよいでしょう。

Designed by Freepik