Q. 介護施設でもリハビリをしてくれるところがあると聞きました。それはどういった施設なんでしょうか。また、どんな形式でリハビリを行ってるのですか?
A. 介護老人保健施設や通所リハビリテーションが該当します。
リハビリを行っている介護施設には、介護老人保健施設、通所リハビリテーションがあります。介護老人保健施設は、入所してリハビリを行いご自宅で生活できるようにすることを目標にします。理学療法士や作業療法士といったリハビリ専門職がご自宅での生活や環境を確認して、必要な動作が安全にできるようにリハビリを行います。
また、必要に応じて自宅の環境整備の相談にも応じてくれます。基本的には週2回以上のリハビリが受けられますが、施設によって異なるので確認が必要です。
通所リハビリテーションは、自宅から通いながらリハビリができる施設です。こちらもリハビリ専門職がご自宅での生活を確認して、必要な動作をができるようにリハビリを行います。施設によって置いてある機材やメニューは異なりますので、一度見学してどのようなリハビリを望んでいるか伝えておくと良いでしょう。
最近は通所介護(デイサービス)でもリハビリに力を入れているところもありますが、リハビリの専門職が配置されているとは限りません。見学などで実際に確認するようにしてください。