介護老人保健施設では胃ろうやインシュリン注射が必要でも対応してくれる?

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介護老人保健施設では胃ろうやインシュリン注射が必要でも対応してくれる?

Q. 父が糖尿病を患っており、インシュリンの注射をしています。先日、肺炎で入院してから食事が食べられなくなったため、胃ろうの手術を行うことになりました。退院後自宅での生活は難しくなるため、施設入所を検討しているのですが、介護老人保健施設は胃ろうやインシュリンが必要でも対応してくれるのでしょうか。

A. 介護老人保健施設の全てではありませんが、胃ろうやインシュリン注射が必要でも入所可能な施設は存在します。

介護老人保健施設については、胃ろうやインシュリン注射が必要な方でも入所可能な施設はあります。介護老人保健施設には、施設医が配置されており、看護師も常駐しているため、施設内で医療行為や日常的な医療管理を行うことが可能となっています。病院とは違い、積極的な治療を必要とする医療行為を行うことはできませんが、治療が終了し、病状が落ち着いている方で引き続き、医療的な管理が必要な方が入所することが可能です。

施設内で行われる医療行為としては、胃ろうやインシュリン注射の他にも、痰吸引、褥瘡の処置、在宅酸素等があります。しかし、これらの医療行為の実施については、全ての介護老人保健施設で実施しているわけではありません。それぞれの施設が定めている基準によって、受け入れ可能な医療行為は異なりますので、必ず各施設へ事前の問い合わせが必要です。

また、受け入れ可能な施設であっても、時期によっては、人数制限を行っている場合もあります。これは、入所者内に医療行為が必要な方が増え過ぎることを防ぎ、医療行為を行う看護師の負担が大きくならないようにするための一時的な制限として各施設で実施されています。入居者の状況は頻繁に変化し、その都度受け入れ可能な範囲や基準にも変更がありますので、ケアマネージャー等にも相談し、随時情報を得るようにしましょう。

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