面会の時によく居眠りをしていて心配。老人ホームや介護施設では日中何をしているの?

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面会の時によく居眠りをしていて心配。老人ホームや介護施設では日中何をしているの?

Q. 母が施設入所しています。月に何回か面会に行くのですが、面会に行くといつも居眠りをしているので、生活リズムが崩れているのではないかと心配しています。施設では日中何もしないのでしょうか。

A. どの施設でも日中は暇にならないような工夫をしているのですが、昼夜逆転の恐れもあるので職員やケアマネと対策を講じる必要もあるかもしれません。

施設での日中のスケジュールとしては、食事・排泄・入浴の他に、レクリエーションや体操・時期によってはイベント等を取り入れ、できるだけ入所者が暇にならないような工夫をしているところが多いです。しかし、それ以外の時間に関しては、どうしても何もない時間ができてしまうことはあります。

心配されているように、その時間帯に長い間居眠りをしてしまっては、昼夜逆転になってしまい、体調に影響が出てしまう可能性があります。昼夜逆転傾向のある入所者に対しては、職員が定期的に声掛けを行ったり、散歩に出かけたり、職員が目の届くようなところに席を移動したりと、様々な工夫をしている施設もあります。

しかし、これらの取り組みは施設により異なりますので、気になるようであれば、まずは施設職員にお母様がよく居眠りしていることを報告し、夜間はしっかり寝ているのか等、普段の様子を確認するようにしましょう。

そして、施設での取り組みがあまりないようであれば、お母様が暇な時間にできるような簡単な脳トレや塗り絵等を持ち込んだり、定期的に声掛けしてもらうようにお願いする等、施設やケアマネージャーと共に何か良い案はないか考えていく必要があります。

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