Q. 母が施設入所する予定です。普段から食事量が少なく、さらに職員さんの介助ではあまり食べてくれません。できれば家族で食事介助をしに行きたいのですが、それは可能でしょうか。
A. ご家族の食事介助の方が食が進むようなら、多くの施設で可能かと思われますが、別の方法を試してみるのも良いかもしれません。
高齢でご病気があったりすると、食事の量が十分に取れなくなってしまうことがあります。原因は様々で、飲み込む機能が低下している場合や、認知症で食事することに気が向かなくなってしまう場合もあります。
お食事の量が減っている原因にもよりますが、施設の職員の介助よりも慣れ親しんだご家族が介助した方がお食事が進む場合もあります。ご家族がそばにいることで安心されるのかもしれません。もし、ご家族が食事介助を希望されるのであれば、施設が受け入れる可能性は高いと考えられます。
しかしながら、飲み込む機能に問題があるような場合には、非常に注意して食事介助を行わなければならないことがあります。そのような場合には、施設の職員とよく相談して介助の方法を確認しておくようにしてください。また、ご家族が介助できない日もあるかもしれませんので、日頃から職員の方とご本人の様子などの情報共有をしておくことをおすすめします。
お食事が進まなくなってしまう原因は様々で、食事のメニューを変えてみたり食べる場所を工夫することで食事を取れるようになる方もいます。ご家族で介助するのもひとつの方法ですが、施設の職員と相談して色々な工夫を試してみるのも良いかもしれません。