一人暮らしなので夜間に体調が悪くなった時が心配。それでも安心できる介護サービスはある?

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一人暮らしなので夜間に体調が悪くなった時が心配。それでも安心できる介護サービスはある?

Q. 1人で自宅で生活しています。先日胸が苦しくなり、病院を受診したら狭心症と診断されました。もし夜間に体調が悪くなったことを考えると心配になります。体調が悪くなった時に安心できるような介護サービスはありますか。

A. 「夜間対応型訪問介護」や「訪問看護の緊急時訪問看護加算」などが挙げられます。

夜間の緊急時に対応してくれるサービスとしては、介護保険内で言えば、「夜間対応型訪問介護」や「訪問看護の緊急時訪問看護加算」等があげられます。

まず、夜間対応型訪問介護とは、夜間(21時頃~6時頃)に訪問介護員(ヘルパー)が自宅に訪問し、生活を援助するサービスであり、「定期訪問」と「随時訪問」の2種類の対応をすることができます。体調が悪くなった時のため、万が一に備えてサービスを導入するのであれば、この夜間対応型訪問介護の「随時訪問サービス」を利用すると良いでしょう。

こちらは、急に体調が悪くなったとき等の緊急時に、ヘルパーがかけつけてくれ、必要に応じた対応を行います。尚、緊急時にスムーズに事業所へ連絡できるように、事業所から専用の端末等を貸し出している場合も多くあります。この場合、端末で連絡すると、オペレーターにすぐに繋がるため、救急車の手配やヘルパーをすぐに訪問させる等、必要に応じた対応を迅速にしてもらうことができます。

次に、訪問看護の緊急時訪問看護加算とは、訪問看護を利用している方が緊急時に利用できるサービスとなっています。こちらは、訪問介護とは異なり、定期的に訪問看護を導入している方のためのサービスとなっています。この先、訪問看護を利用する予定があれば、緊急時に連絡し、必要があれば訪問してもうらうことができるため、おすすめです。

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