夜間や休日でも訪問介護をお願いすることはできる?

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夜間や休日でも訪問介護をお願いすることはできる?

Q. 離れて暮らす母から、腰が痛くなり動けなくなったと連絡がありました。すぐに行くことができないのでヘルパーさんに支援してもらいたいと思っているのですが、夜間や休日でも訪問介護をお願いすることはできるのでしょうか。

A. ケアプランを変更することで、休日でも訪問介護を定期利用することは可能です。夜間については、夜間対応型訪問介護の利用を検討するとよいでしょう。

夜間や休日でもヘルパーを利用することは可能です。24時間、終始ヘルパーを利用することは難しいですが、ケアプランを変更し、定期的に利用していくことはできます。まず、休日に関しては、平日の利用と変わらず、通常の訪問介護を定期的に利用することが可能です。

そして、夜間に関しては、夜間対応型訪問介護を利用することで、定期的にヘルパーに来てもらうだけでなく、夜間何かあった際に緊急で訪問してもらうことも可能となります。夜間対応型訪問介護には、「定期巡回サービス」と「随時対応サービス」があり、これらを併用することも可能です。

時間は夜10時頃~朝6時頃までの対応となりますので、夜間のトイレ介助やおむつ交換、体位変換や安否確認を兼ねて定期巡回サービスを利用しつつ、転倒や体調不良等の急な変化にも対応してもらえる随時対応サービスを加えて利用されることが多いようです。

夜間対応サービスは、本人が簡単にコールできるようなシステムを導入しており、オペレーターを設置している事業所もあるため、家族がすぐに行けない場合でも、安心して任せることができると言えます。日中の訪問介護と組み合わせることで、なるべく切れ目のない介護体制を整えるようにしましょう。

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