訪問介護の担当者は変更できるの?

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訪問介護の担当者は変更できるの?

Q. 母が亡くなってから、父が1人で生活しています。家事を行うのが大変なので、訪問介護で訪問介護員さんに来てもらっているのですが「話ばかりして仕事をしっかりしてくれないから違う介護員に変えてほしい」と父から言われました。訪問介護員さんを変更することはできるのでしょうか。

A. 訪問介護の担当者の変更は可能です。お父様の場合、精神衛生上よくないこともあるため、ケアマネージャーや訪問介護の事業所に相談してみてください。

訪問介護の担当を変更することは可能です。掃除や洗濯、調理等の生活援助だけでなく、利用者の身体に直接触れる身体介助も行うことができる訪問介護員は、自宅で利用者と2人になることも多く、利用者との距離が最も近い職種とも言われています。訪問介護員の少しの言動や行動がきっかけとなり、トラブルになることも少なくありません。

そのため、仕事をする上では、何よりも利用者との信頼関係が必要となる職種です。訪問介護事業所側は、担当者を決める上で、事前に担当のケアマネージャーから利用者の情報を得て、なるべくその利用者に合うような訪問介護員を選択するようにしています。しかし、訪問介護員と利用者が合うかどうかは、実際に利用を始めてみなければわからないことです。

具体的なトラブルが発生する場合もありますが、利用者・訪問介護員共に問題がなくても、ただ性格の相性が悪く、他の方に変更すれば問題なくサービスを継続するパターンは多くあります。そのため、利用中に違和感やストレスがたまると感じたときは、担当のケアマネージャーや訪問介護事業所の責任者へ連絡し、相談するようにしましょう。

我慢してサービスを利用し続けることは、精神衛生上良くありませんので、遠慮せずにすぐに相談し、変更したい旨を伝えるようにしましょう。

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