ショートステイの利用日数に制限はあるの?

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ショートステイの利用日数に制限はあるの?

Q. 高齢の母と同居しています。物忘れがあるため普段は一緒にいるようにしているのですが、娘が妊娠しており、お産の手伝いに行かなければならなくなりました。夜間何かあってはいけないのでショートステイを利用したいと思っているのですが、ショートステイはどのくらいの日数利用することができますか。

A. 原則としては、ショートステイを連続利用できる日数は最大30日とされており、かつ介護度によっても利用できる日数は変わってきます。

ショートステイでは、連続して利用できる日数が決められており、原則、最大30日までとされています。万が一、30日を超えてしまった場合は、31日目からは介護保険を利用せず、全額自費負担で利用をすることになりますので、注意が必要です。

また、介護度によっても、利用できる日数は変わってきます。介護度は、要支援1~2、要介護1~5の段階に分けられており、どの程度の支援や介護が必要な状態であるかを表す指標となっています。この介護度が高ければ高い程、より介護が必要である状態ということになり、介護サービスの利用できる限度額も高くなります。

よって、ショートステイの月間利用日数も、介護度によって、変わってくるのです。具体的な日数の目安としては、「要支援1:7日、要支援2:12日、要介護1:18日、要介護2:20日、要介護3:26日、要介護4:27日、要介護5:30日」となっています。

しかし、この利用可能日数は、あくまでも目安であり、ショートステイ以外のサービスを利用している場合、他のサービスの利用状況によっても、変わってきます。利用する際は、担当のケアマネージャーへ相談し、適切な日数を利用するようにしましょう。

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