介護保険を利用した住宅改修で浴室暖房はつけてもらえる?

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介護保険を利用した住宅改修で浴室暖房はつけてもらえる?

Q. 父と母が2人で暮らしています。最近足腰が弱くなり自宅に閉じこもりがちになったため、介護保険の申請をしました。しかし居住地が寒い地域で冬場は室内でも冷えるため、ヒートショックも心配しています。介護保険の認定が下りたら住宅改修を行いたいと思っているのですが、住宅改修で浴室暖房をつけてもらうことはできるのでしょうか。

A. 残念ですが、介護保険制度を利用した住宅改修では、浴室暖房の設置は対象外となっております。

浴室内の改修は、介護保険制度を利用した住宅改修に該当していますが、残念ながら、浴室暖房の設置は対象外となっています。対象となっているのは、浴室のバリアフリー工事についての項目です。例えば、手すりの取り付け、段差の解消、扉の取り替え(引き戸等に変更する)、床材の取り替え(滑りにくい素材や移動しやすいものに変更する)等が主な対象となっています。

また、住宅改修以外にも、必要であれば、介護保険制度の福祉用具の購入を利用して浴室内の環境を整えることも可能ですが、購入についても、浴室暖房は対象外です。自治体によっては、助成金が出る場合もありますが、このようなケースはごく一部と言えるでしょう。

ヒートショック対策として、浴室暖房の設置以外で浴室を温めておくためには、「ふたをせずに浴槽にお湯を張る・入る前にシャワーを5分程出しておく・長湯はしない」等があげられますが、それでも不安であれば、入浴時は誰かと一緒にいつ環境を作ることが大切です。

ヘルパー等の訪問サービスを利用したり、入浴はデイサービスを利用すれば、自宅で一人で入浴することなく、自己を防ぐことができます。本人と相談しながら、サービスの利用も検討してましょう。

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